この記事は著者デボラザックさんの書かれた「SINGLE TASK 一点集中術〜シングルタスクの原則で全ての成果が最大になる〜」(訳者:栗木さつきさん)のまとめです。
この本は一言で言えば、シングルタスクで成果を上げる方法を教えてくれる本です。
多くの人はマルチタスクができる人ほど生産性が高い証拠だと思っています。しかし、マルチタスクとは常に気が散っている状態のことを言います。
常に気が散っている状態では、成果をあげられることはありません。
この本では目の前のことに集中するシングルタスクを実践することで生産性が上がり、成果を出せるようになると言っています。
目の前の課題に集中できない、集中力が続かない、対人関係のために集中できないといった悩みをお持ちの方におすすめの本です。
マルチタスクは役に立たない
まず初めにマルチタスクは役に立たず、生産性を上げることはありません。
なぜかというと、一度に複数の作業をするということは「常に気が散っている状態」を意味するからです。
つまり目の前のことに集中していないことになります。
マルチタスクとは一度に複数の作業をしているため、一見すると生産性が高いように見えます。しかし全くそんなことはありません。
マルチタスクというのは、電話で通話しながら目の前にいる人と会話し、電話の内容と目の前の人の会話を記憶するようなものです。
実際にやってみると、不可能であることがわかるでしょう。
マルチタスクになってしまう原因は二つ
マルチタスクになってしまう原因は二つあります。
一つ目は目の前のこと以外の思考をふと考えてしまうことです。
友人と話していてもふと夜の食事のことを考えてしまったりしたことはあると思います。
目の前に起きていること以外のことを考えてしまい、マルチタスクになってしまうことがあります。
二つ目は外部からの刺激です。
主に電話やチャットの通知、SNSなどが該当します。
特に現代の人々は、外部からの刺激や誘惑が多いため、マルチタスクになってしまう傾向にあります。
シングルタスクの方が効率が良い
シングルタスクは一つだけの作業に集中している状態のことです。
マルチタスクよりシングルタスクの方が効率が良く、高い生産性を上げることができます。
作業に集中することで強いエネルギーと鋭い集中力を得られ、充実感と高い生産性、確実な成果を得ることができます。
シングルタスクとは、「『いまここ』にいること」「一度に1つの作業に没頭すること」なのです。
シングルタスクを実践するためのテクニック5選
シングルタスクを実践するためには気が散った状態を戻す技術が必要です。
そのためのテクニックを5つ紹介します。
パーキングロット
一つ目はパーキングロットと呼ばれるテクニックです。
考える議題から話題や思考がそれてしまった時に本来のタスクに戻るために、一旦ホワイトボードや付箋などにメモしておいて本来のタスクに戻るという手法です。
無駄な時間を取ることなく、すぐに集中をもどすことができます。
メモを取る
二つ目はメモを取るというテクニックです。
パーキングロットの一人作業版と呼べるテクニックで、作業中に他のこと思いついたらあとで考えられるようにメモに書き留めておく方法です。
メモはいつでも見返せるようにスマホでも紙のメモ帳でも構いません。無くさないように注意しましょう。
このテクニックは個人的にめちゃめちゃ有効活用しています。
環境を整える
三つ目は環境を整えることです。
まずはスマートフォンやネット環境の整備して、タスクに集中するためにチャットやメールの通知は切っておきましょう。誘惑の多いスマートフォンは机の上に出さず、鞄にしまっておきましょう。
タスク一つに集中するために、環境を整備することが重要です。
午前中で何を終わらせるか決める
四つ目は午前中に何を終わらせるか決めましょう。
毎朝、仕事を始める前に今日しなければならない仕事の予定を立てて、午前中に終わらせるべきことは何かを決めましょう。
今日しなければならない予定を絶対に終わらせるために予定を組み積極的に仕事を進められるようになります。
類似タスクをまとめる
五つ目は類似タスクをまとめてしまいましょう。
同じようなタスクはグループにしてまとめてしまいます。
例えばメールなどのような雑務は毎回個別に対応するのではなく、時間を決めて一気に片付けてしまうなどです。
類似タスクを片付ける時間を1日に20分3回(出社時、昼休み前、退社時)と決めて、取り掛かるとよいでしょう。
タスクをまとめて、集中的に処理することが重要です。
まとめ
今回はシングルタスクの重要性について解説してきました。
現代スマホの通知やSNSなどの誘惑が多く集中力の切れやすい環境になっています。
そのため多くの人がマルチタスクになってしまっています。
少し工夫することで集中してタスクに取り組むことができるようになります。
今回、紹介した本には集中が切れてしまったときの集中力の戻し方が書かれていますので、気になる方はぜひ一読をおススメします。
最後までお読みいただきありがとうございました。