この記事は「プログラミング教育はいらない。GAFAに求められる力とは?」のまとめです。
2020年からプログラミング教育の必修化、2025年には共通テストに情報が新設されるというニュースが話題となっています。
私もプログラミング教育関連の仕事をしていますので、気になる分野の一つです。
これらのねらいは一体何なのでしょうか?
一部では「プログラミング教育は必要ない」という意見も上がっていますが、本当にそうでしょうか?
プログラミング教育は必要なのかどうか教えてほしいという人に向けた本になっています。
本の概要
タイトル:プログラミング教育はいらない。GAFAで求められる能力とは?
著者:岡嶋裕史
この本を一言で言うと?
プログラミング教育の本質を解説している本です。
プログラミング教育の本質とは?
結論から言うと、プログラミング教育は必要です。
プログラミング教育は表面上だけ見れば、プログラミング言語や情報リテラシーを学ぶためだけの教育のように見えます。
いわゆる、コーディングというコードを書くだけの作業の意味で捉えられてしまっていることも多いです。
コーディングというのは、システム開発の中でも下流工程と呼ばれ、いずれはAIに取って代わられるかもしれないと言われている工程です。
本の著者である岡嶋さんはプログラミング教育の本質はそうではないと言っています。
プログラミングは広い意味で言えば、問題解決行動を指すことであり、問題を自ら設定し、設定した問題を解決するためにはどうすれば良いかを考えることです。
つまり、この本では「コーディングのための教育はいらないけど、問題解決行動の思考を育むためのプログラミング教育はいる」と言う主張です。
問題解決行動のための思考を、本書ではプログラミング的思考と呼んでいます。
プログラミング教育によって得られる4つの力
プログラミング教育によって、得られる力は4つあります。
論理的思考力
一つ目は論理的思考力です。
プログラミングを学習、実践することで論理的思考が鍛えられます。
そもそもコンピュータは論理が適っていないと動かず、感情的になっても決して動きません。
問題を小さな問題に分解するように考え、論理的になっているか自然と考えることができるようになります。
コミュニケーション力
二つ目はコミュニケーション力です。
プログラムとコミュニケーションというと、不思議になるかもしれません。
大体の人はプログラマのイメージはコミュニケーションを取らず、黙々と何時間もコード書いているイメージを持っているでしょう。
しかし、そんなことはありません。システム開発のプロジェクトは一人で動いていることはほぼなく、チームで動いています。
チームで的確な意思疎通、コミュニケーションができるかどうかというのはとても重要な力になります。
問題解決力
三つ目は問題解決力です。
そもそもプログラミングは問題解決をするために行います。
こんなことできたらいいなぁと言ったざっくりとしたイメージを具体的にプログラムに落とし込んでいきます。
このようにプログラミングを通して、問題解決能力をつけていくことができます。
プロジェクトマネジメント力
四つ目はプロジェクトマネジメント力です。
「どのファイルをどのように管理しておけばもっと楽か?」とか「この作業はどれくらいかかるだろうか?」といったことを事前と考えることができるようになるでしょう。
プログラミングを学ぶことで作業全体を管理する力をつけることができるようになります。
まとめ
今回は「プログラミング教育はいらない。GAFAに求められる力とは?」について解説してきました。
実際、私自身数年前に未経験からエンジニアになりましたが、もっと早くやっておけば勉強しておきたかったなと実感しています。
プログラミングには論理的に考える力、自分の考えを伝えるコミュニケーション力、問題を設定し、具体的に行動に落とし込んでいく問題解決力、プロジェクトを管理するマネジメント力といった総合力が必要になります。
本の著者は、学校のプログラミング教育はチュートリアルとも言っています。
学校のプログラミング教育を足がかりにして、より深い学習ができると良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。